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【保存必須】AI社員 導入の5段階|Claude Code・Codexの設定ガイド

クロアカ
株式会社Re-rail 代表取締役 / 大城 芳樹更新日: 2026-10-19読了 約17分
AI社員の導入5段階を示したアイキャッチ図
この記事の要点
  • AI社員とは、会社の指示書と作業の手順を渡され、決まった業務を担当するAIの役割です。Claude CodeではCLAUDE.md、CodexではAGENTS.mdが指示書にあたります(2026年10月19日時点の公式ドキュメント)
  • 導入は5段階。業務を1つ選ぶ、指示書と記憶の置き場所を作る、よく使う作業を手順にする、外部ツールを絞ってつなぐ、業務を担当する社内の人が自分で再現できるか確かめる。設定完了まで2〜4週間が目安です
  • 指示書の形式AGENTS.mdと外部接続の規格MCPは、2025年12月9日にLinux Foundation傘下のAgentic AI Foundationへ寄贈され、AGENTS.mdは6万を超えるオープンソースの開発プロジェクトが採用しています
  • つなぐ外部ツールは絞ります。Anthropicは、つなぐ先のMCPサーバー(接続先として公開されているプログラム)のセキュリティ監査も管理もしていないと公式に明記しています。Codexは既定でネットワーク接続がオフです
  • 完了判定は6点。最後の1つは、依頼した人ではなく、業務を担当する社内の人が自分の手で1回再現できることです
  • Re-rail自身が50体以上のAI社員(AIエージェント)で統括から経理まで分担しています(2026年7月時点)。導入支援は約50社・20業界です

AI社員とは、会社の指示書と作業の手順を渡され、決まった業務を担当するAIの役割です。
つまずく場所は、どのツールを選ぶかではなく、渡しておくものを用意しないまま使い始めるところにあります。

私はRe-railで、Claude CodeとCodexの法人セットアップを約50社・20業界で手がけてきました(2026年7月時点)。
自社でも50体以上のAI社員に業務を分担させています。
その現場で固まった手順を、5段階に分けて書きます。

「AI社員」とは何か|1文の定義と、チャットで使うAIとの違い

AI社員とは、会社の指示書と作業の手順を渡されたAIの役割

AI社員とは、会社の指示書と作業の手順を渡され、決まった業務を担当するAIの役割です。
特定の製品の名前ではありません。
Claude CodeやCodexのような道具に、会社のルールと判断基準を書いた指示書、よく使う作業の手順、外部ツールへの接続の3つを置いておくと、同じ業務を同じ品質で繰り返せます。

Claude Codeは公式に「an agentic coding tool(コードを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行する道具)」と定義されていて、デスクトップアプリやブラウザからも使えると書かれています(出典 Claude Code Overview、確認日2026年10月19日)。

AI社員を成り立たせる3つ(指示書・手順ファイル・外部ツール接続)と、人が最後に確認する3点
AI社員を成り立たせる3つ(指示書・手順ファイル・外部ツール接続)と、人が最後に確認する3点

チャットで使うAIとの違いは「毎回渡し直すか、置いてあるか」

チャット画面で使うAIとの違いは、能力の差ではありません。
渡してあるものの差です。
チャットでは会社の前提も手順も毎回説明し直しますが、AI社員ではその3つをファイルとして置いておきます。
置いてあるから、指示する人が変わっても出来上がりが揺れにくくなります。
Re-railの考え方は「使われる状態までが導入」です。

AI社員の導入は5段階|設定完了まで2〜4週間が目安

段階 やること できあがるもの
段階1 任せる業務を1つ選ぶ 対象業務と、任せない仕事の線引き
段階2 会社の指示書と記憶の置き場所を作る CLAUDE.mdまたはAGENTS.mdと、その中に作る記憶の4区分
段階3 よく使う作業を手順にする 手順ファイルと、役割ごとに分けた担当(サブエージェント)
段階4 外部ツールを絞ってつなぐ 許可した連携先と、1回成功した記録
段階5 業務を担当する社内の人が自分で再現できるか確かめる 完了判定の合格と、手順書の引き渡し

キックオフから設定を終えるまでは2〜4週間が目安です。
そのあとに付ける伴走支援は、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の契約から選びます。
2〜4週間で終わるのは設定までであって、業務に根づくのはそのあとです。

段階1|任せる業務を1つ選び、任せない仕事を先に決める

最初に任せる業務を1つに絞る基準

選ぶ基準は3つです。
毎週繰り返している、手順を言葉で書ける、出来上がりの良し悪しを社内で判定できる。
この3つがそろう業務から始めます。

最も多いつまずきの1つが、最初の業務を広く取りすぎて定着しないことです。
「バックオフィス全体」の単位で始めると、どこまでできたのかが誰にも分からなくなります。
請求書の読み取りと一覧化、週次レポートの下書き、問い合わせメールの一次返信。
このくらいの粒度で1つだけ選び、着手前にその業務にかかっている作業時間を測って記録しておきます。

任せない仕事と、人が最後に確認する点の決め方

線引きは、間違えたときに取り返しがつくかどうかで決めます。
金銭の支払い、対外的な確約、人事に関わる判断は人が決め、AIは案を作るところまでにします。
下書き、集計、下調べのように取り返しがつく作業は、思い切って任せてかまいません。

人が最後に確認する点は、3つに絞って文書にします。
出典があるか、社外に出す文面か、金額と日付が合っているか。
確認する点が10個あると、結局は誰も見なくなります。

段階2|会社の指示書と記憶の置き場所を作る(CLAUDE.md / AGENTS.md)

会社の指示書はCLAUDE.mdとAGENTS.mdに書く

CLAUDE.mdは、Claude Codeが読む会社の指示書にあたるファイルです。
公式ドキュメントには、作業フォルダの一番上に置き、Claude Codeを起動して会話を始めるたびに読み込む、文字だけで書ける書式(markdown)のファイルだと書かれています。
ほかのAI向けにAGENTS.mdがすでに置いてあるフォルダでは、CLAUDE.mdの代わりにそれを読める(can read that in place of)とも書かれています(出典 Claude Code Overview)。

Codexの側は、AGENTS.mdを使います。
公式は「Codexは作業を始める前にAGENTS.mdを読む」と明記しています。
全体に効かせたいものは ~/.codex/AGENTS.md(~ は利用者ごとの基本フォルダ)に置き、作業中のフォルダに近いファイルが先の記述を上書きします。
読み込める大きさの上限は、既定で32KiB(32,768バイト)です(出典 AGENTS.md | Codex)。

役割 Claude Code Codex
会社の指示書 CLAUDE.mdに書く(AGENTS.mdがあれば代わりに読める) AGENTS.mdに書く(近いフォルダの記述が優先、既定の上限は32KiB)
よく使う作業の手順 .claude/skills/スキル名/SKILL.md に置く(新規はスキル形式が推奨、.claude/commands/ は旧形式だが動く) AGENTS.mdに書く
役割分担 .claude/agents/ にMarkdownとYAML(設定を書くための書式)で書く(必須はnameとdescription) .codex/agents/ にTOML(YAMLとは別の、設定を書くための書式)で書く(必須はname、description、developer_instructions)。呼び出された側が、呼び出し元の権限と接続先を引き継ぐ
外部ツール接続 MCPでつなぐ(設定の置き場所は自分だけ/チームで共有/端末全体の3つ) MCPでつなぐ

AGENTS.mdは、2025年12月9日にLinux Foundation傘下のAgentic AI Foundationへ寄贈されました。
同じ日に外部接続の規格MCPも寄贈され、AGENTS.mdは6万を超えるオープンソースの開発プロジェクトが採用していると発表されています(出典 Linux Foundation プレスリリース)。
特定の会社だけの仕様ではないので、書いた指示書が片方のツールで無駄になる心配は小さくなりました。
指示書そのものの書き方は、CLAUDE.mdを職務記述書として書く記事にまとめてあります。

記憶の置き場所を4つに分ける

記憶の置き場所は、指示書(CLAUDE.mdまたはAGENTS.md)の中に見出しを分けて4つ作ります。
意思決定の記録、好み、案件ごとの判断基準、進捗です。
たとえば「この取引先への見積りは税抜で出す」は案件ごとの判断基準に、「報告は結論から書く」は好みに置きます。
「支払いの実行は人が決めると決めた」は意思決定の記録、「先週分の請求書まで一覧表に追記した」は進捗に書きます。
置き場所が混ざると、あとで直したいときにどこを直せばよいのか分からなくなります。

ログインの選び方|APIキー方式を選ばない

導入の初日に必ず確かめるのが、ログインの方式です。
APIキー(使った量に応じて課金される接続用の文字列)で動かすと、請求が使った分だけ積み上がります。
月額のサブスクリプションのアカウントで入れば、その心配はありません。

見落としがちなポイント

ログインはサブスクのアカウントで行い、APIキー方式を選ばないでください。起動時にAPIキーを使うか聞かれたら断り、ログイン画面でサブスクのアカウントを選びます。APIキーで使うと使った分だけの従量課金になり、想定外の請求が起きます。

段階3|よく使う作業を手順にし、役割を分ける

よく使う作業を手順ファイルにして、呼べるようにする

同じ指示を3回書いたと気づいたら、それは手順にする合図です。
Claude Codeの公式は、新しく作るなら作業フォルダの一番上に .claude/skills/スキル名/SKILL.md を作るスキル形式を勧めています(原文は「Prefer a skill for new work」)。
フォルダ名は英語の小文字、数字、ハイフンだけで付けます。
以前からある .claude/commands/ の形式も動きますが、公式は「older format and still works」と書いていて、推奨ではありません(出典 Skills、Slash commands)。
手順ファイルには、やることの順番、守る決まり、出来上がりの形を書きます。

役割を分ける|Re-railが50体以上で業務を分担している例

役割分担は、サブエージェント(ひとつの作業の中から別の担当を呼び出す仕組み)で行います。
Claude Codeは作業フォルダの一番上の .claude/agents/ にMarkdownとYAML(設定を書くための書式)で置き、必須は name と description の2つです。
Codexは作業フォルダの一番上の .codex/agents/ にTOMLで置き、name、description、developer_instructions の3つが必須です。
形式が違うので、混ぜて書くと動きません(出典 Subagents | Claude Code、Subagents | Codex)。

Re-rail自身は、50体以上のAI社員で業務を分担しています(2026年7月時点)。
役割の例は、統括、情報収集、記事制作、SNS制作、商談議事録の処理、経理、戦略分析、品質の監視です。
この記事も、執筆、事実確認、5種類の品質検査、言葉の最終確認、画像の検査を通ってから公開しています。

Re-railの50体以上のAI社員の分担(統括と7つの役割)
Re-railの50体以上のAI社員の分担(統括と7つの役割)
手を抜いていいところ

最初から50体を作る必要はありません。1つの業務につき1つの手順から始め、同じ指示を3回書いたと気づいた時点で手順ファイルにすれば足ります。役割を分けるのは、2つ目の業務に広げてからで十分です。

段階4|外部ツールを絞ってつなぎ、1回成功を確かめる

外部ツール接続(MCP)とは|つなぐ先を絞る基準

MCPは、AIと外部のサービスをつなぐための共通の決まりです。
公式サイトは「AIアプリと外部システムをつなぐオープンな標準」と説明し、「AIにとってのUSB-Cポートのようなもの」と例えています(出典 modelcontextprotocol.io、確認日2026年10月19日)。

つなぐ先は、選んだ業務に必要なものだけに絞ります。
請求書の読み取りを任せるなら必要なのはメールとファイル置き場と会計ソフトで、残りはつなぎません。
Claude Codeには設定を置く場所が3つあり、自分だけに見え、その接続先を追加した作業フォルダでだけ読み込まれるlocal(既定)、チームで共有し、変更の履歴を残す仕組み(バージョン管理)に入れるproject(.mcp.json)、その端末のすべての作業フォルダで使えるuserに分かれます(出典 MCP | Claude Code)。

Anthropicは公式に、掲載の基準に照らした確認はするが、つなぐ先のMCPサーバーのセキュリティ監査も管理もしていないと明記しています(出典 Security | Claude Code)。
公式に掲載されている接続先の一覧に載っているから安全、とは読めません。

つないだのに動かない|1回成功を確かめるまでが段階4

Codexで引っかかりやすいのが、ネットワークの既定の設定です。
公式ドキュメントには「By default, the agent runs with network access turned off.(既定では、ネットワーク接続を切った状態で動く)」と書かれています(出典 Agent approvals and security)。
つないだはずなのに動かない、という相談の多くはここでした。

接続は、設定した時点では終わりません。
メールが1通送れた、ファイルが1つ読めた、仕訳が1件登録できた。
そこまで確かめてから、認証の切れ方と付け直し方を手順書に書いて引き渡します。
認証はいつか必ず切れるので、切れたときに社内で戻せるかどうかが、その後の運用を分けます。

業務に必要な外部ツールだけにつなぎ先を絞り、実際に1回動くまで確かめる流れ
業務に必要な外部ツールだけにつなぎ先を絞り、実際に1回動くまで確かめる流れ

段階5|業務を担当する社内の人が自分で再現できるか確かめる(完了判定)

完了判定の6点|できたつもりを残さない

Re-railが引き渡し前に通している判定は6点です。

確認すること 合格の条件
打った呼び出し名で狙った作業が始まるか Claude Codeの入力欄で / に続けて段階3で付けたスキル名(.claude/skills/ の下のフォルダ名)を打つと、狙った作業が始まる
呼び出した手順の中身だけが動くか ほかの作業を挟まず、その手順の中身だけが最後まで動く
任せない仕事を頼むと線引きどおり返るか 段階1で決めた任せない仕事を頼むと、案の作成までで止め、決定は人が行うと返る
つないだツールが動くか 連携先で実際に1つ、操作が成功する
段階1で選んだ業務が最後まで通るか 選んだ業務を、最初から最後まで1回実行できる
業務を担当する社内の人が再現できるか 業務を担当する社内の人が、自分の手で1回再現できる

6点目が最も飛ばされやすい項目です。
導入した人がやれば動くのは当たり前で、見たいのはそこではありません。
ここを飛ばすと、設定は終わっているのに誰も使っていない、という状態が残ります。

作業時間を測り、2つ目、3つ目の業務へ広げる

段階1で測っておいた作業時間を、ここでもう一度測ります。
差が出ていれば2つ目の業務に広げる判断ができ、差が出ていなければ、任せる範囲か手順のどちらかを見直します。

既存システムとの競合、認証のエラー、OS固有のつまずき。
想定外はその場で握りつぶさず、原因と対処を手順書に足していくと、2つ目以降の立ち上がりが速くなります。

法人導入で必ず聞かれる3つ|学習への利用、データの保存期間、全社統制

相談で必ず聞かれるのは、実質この3つです。
送ったデータが学習に使われないか。
社内の秘匿情報がどこに、いつまで残るか。
全社にどう統制を効かせるか。

送ったデータは学習に使われるのか、どこに残るのか

個人向けプラン(Free、Pro、Max)は、学習への利用を許可する設定(claude.ai のプライバシー設定)をオフにすれば学習に使われず、送ったデータの保存は30日です(許可した場合は5年)。
商用の条件(Team、Enterprise、API、他社のクラウド経由で使うサードパーティ基盤)では、顧客が提供を選んだ場合を除き、コードやプロンプトを学習に使わないとされています(出典 Data usage、確認日2026年10月19日)。
設定は claude.ai のデータとプライバシー設定 で切り替えます。

データを学習に使わせたくないだけなら、個人向けの有料プランの設定で足ります。

全社に統制を効かせるならTeamかEnterprise

管理者が全員の設定を強制する、退職者の利用を止める、ログインを社内の1つのIDにまとめるSSO。
ここまではTeamで足ります。
監査の記録(audit logs)と、利用者の登録と停止を自動で行うSCIMが必要ならEnterpriseです(出典 claude.com/pricing)。

統制は、管理者が配る設定(managed settings)で行います。
権限のルール、MCPの許可リスト、作業できる範囲を区切るサンドボックス。
これらを、全員が上書きできない形で配ります(出典 Security | Claude Code)。

料金の目安(2026年10月19日時点)

料金はClaudeが Pro 月20ドル(年払いなら月17ドル)、Team Standard が1席月25ドル(年払い月20ドル、最低2席)、Enterprise が1席月20ドルで年払いのみ、20席からで、席料のほかに利用量がAPI料金で課金されます(出典 claude.com/pricing)。
Claude Codeは無料プランには含まれません。
Codexは Plus が月20ドル、Business が1ユーザー月25ドル(年払いなら月20ドル、2ユーザー以上)です(出典 Codex pricing)。
使えるモデルの名前は入れ替わります。
ChatGPTアカウントでログインして使う場合は、2026年10月14日にGPT-5.5が退役しています(出典 Codex changelog)。

外部の文章に紛れ込む指示への備え

外部から読み込んだ文章にAI向けの指示が紛れ込むことがあります(プロンプトインジェクション)。
完全に防ぐ方法はなく、公式も「no system is completely immune to all attacks」と注意しています(出典 Security | Claude Code)。
防げない前提で権限を絞り、人が確認する手順を残します。

完成した「会社の指示書」の実例

ここまでに出てきた要素だけで組み立てた指示書の例です。
CLAUDE.mdとして置いても、AGENTS.mdとして置いても構いません。

# 会社の前提

- 会社名: 株式会社サンプル(従業員12名、卸売)

# 案件ごとの判断基準

- 取引先への見積りは税抜で出す

# 好み

- 報告は結論から書き、根拠となる資料名を必ず添える

# 意思決定の記録

- 支払いの実行は人が決めると決めた

# 進捗

- 先週分の請求書まで一覧表に追記した

# 任せる業務(2026年10月時点で1つだけ)

毎週月曜に届く仕入れ請求書を読み取り、一覧表に追記する。
金額と日付を転記し、前週との差が出た項目に印を付けるところまで。

# 任せない仕事

- 支払いの実行と、支払日の変更
- 取引先への返信と、社外に出す確約
- 人事に関わる判断

いずれも案の作成までにとどめ、決定は人が行う。

# 人が最後に確認する3点

1. 出典があるか(金額の根拠となる請求書のファイル名を併記する)
2. 社外に出す文面か(社外向けなら必ず人が読んでから送る)
3. 金額と日付が合っているか

# よく使う作業の手順の置き場所

- .claude/skills/invoice-intake/SKILL.md(請求書読み取り)
- .claude/skills/weekly-report-draft/SKILL.md(週次レポート下書き)

同じ指示を3回書いたら、新しい手順ファイルにする。

# つないでいる外部ツールと、認証が切れたときの連絡先

- ファイル置き場(請求書の取得)
- 会計ソフト(仕訳の下書きまで。登録は人が行う)

認証が切れて操作に失敗したら、作業を止めて総務の担当者に連絡する。
自分で認証をやり直さない。

よくあるご質問

エンジニアがいなくても導入できますか

できます。
ターミナル(文字で命令を打ち込む画面)での使い方を覚えなくても、デスクトップアプリから日本語で指示できます。
Claude Code on Desktop は2026年4月9日に全有料プランで正式に提供が始まりました(macOSとWindows)。
無料プランには含まれません。

Claude CodeとCodexのどちらを選べばいいですか

どちらも法人セットアップの対象で、業務と社内の環境に合わせて選びます。
指示書の形式と外部接続の規格は共通化が進んでいるため、書いた指示書が片方専用にはなりにくくなっています。
迷っている段階なら、先に任せる業務を1つ決めるほうが早く進みます。

最初からTeamやEnterpriseにすべきですか

学習に使わせたくないだけなら、個人向けの有料プランの設定で足ります。
全員の設定を強制したい段階ならTeam、監査の記録を残したい段階ならEnterpriseに移ります。

導入にどれくらいかかりますか

キックオフから設定完了まで2〜4週間が目安です。
そのあとの伴走支援は、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月から選びます。
設定が終わった時点ではまだ業務に根づいていないので、最初の1つが回り始めるまでを見ておいてください。

まとめ|AI社員の導入は「使われる状態」までが導入

  1. 任せる業務を1つ選び、任せない仕事を先に決める
  2. 会社の指示書(CLAUDE.mdまたはAGENTS.md)と記憶の置き場所を作る
  3. よく使う作業を手順にし、必要になったら役割を分ける
  4. 外部ツールを絞ってつなぎ、1回成功するまで確かめる
  5. 業務を担当する社内の人が自分の手で再現できるかを確かめる

飛ばされやすいのは5段階目です。
設定が終わった状態と、使われている状態は違います。

Re-railは自社でも50体以上のAI社員で業務を分担し、約50社・20業界の導入を支援してきました(2026年7月時点)。
法人向けのセットアップの進め方と相談窓口は、Claude Code / Codex 法人セットアップのページにまとめています。
最初に任せる業務が決まらない段階からでも、相談は受けています。

法人でのClaude Code / Codex 導入

Claude Code / Codex
法人セットアップの相談

自社の業務に合わせて、どこから導入するかを一緒に決めます。
設定から社内で使い続けられるまでを、Re-railが支援します。

大城 芳樹

大城 芳樹(株式会社Re-rail 代表取締役)
Anthropic公式パートナープログラム「Claude Partner Network」の登録パートナーとして、企業のAI導入を促進。AIを「ただ入れて終わり」にしないための初期設計と定着・運用伴走支援をしています。AIで社会課題を解決すべく、日本の伝統や地域を元気にするプロジェクトの促進、クライアント様との導入事例、すぐに役立つ Claude Code / Codex 活用術を、制作実績(Works)と共に発信しています。